永観堂 紅葉・桜・見返り阿弥陀

永観堂の魅力に触れよう。

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永観堂のポイント
◎正式名は禅林寺(ぜんりんじ)
◎洛東で随一の紅葉名所
◎慈悲のこころを表した 「みかえり阿弥陀」

 

京都府京都市左京区にある永観堂(えいかんどう)。
「もみじの永観堂」で知られるように、京都・東山随一の紅葉名所です。
とくに紅葉の時期は全国から多くの観光客が訪れ賑わいます。
東山が錦に染まる晩秋の頃は、たいへん美しい景観で圧倒されます。
境内には約3000本の楓(カエデ)が植えられ、特に放生池周辺の楓が美しい。
紅葉のおすすめビューポイントは境内の弁財天付近。

 

もともとこの地は平安時代の初期の文人・藤原関雄の山荘で、
その当時から紅葉名所として評判でした。
「古今集・秋下」に藤原関雄の
「おく山の 岩がき紅葉散りぬべし 照る日の光 見る時なくて」
と歌っている名句が残っています。
また、池の北側には与謝野晶子の歌碑が佇んでいる。

 

春の庭も桜が咲くととても華やかで、
夏には百日紅(さるすべり)も咲き観光客の目を楽しませてくれる。
毎年秋には寺宝展や夜の特別拝観(ライトアップ)が実施されます。

 

◇桜の見頃………3月下旬〜4月中旬
◇紅葉の見頃……11月下旬〜12月上旬
■歴史
貞観5年(863年)に創建。当初は真言密教の道場であったが、
平安時代に永観が浄土念仏を唱えて専修念仏道場となり、永観堂の名がついた。
現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山。


永観堂の見所

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■みかえり阿弥陀──阿弥陀堂(本堂)
観光で訪れたら、ぜひ「みかえり阿弥陀」を拝観しよう。
本尊の「見返り阿弥陀」像は高さ約80cm、作られたのは鎌倉初期頃のようである。京都六阿弥陀仏のひとつに数えられる名作。優美な曲線と後ろ左肩越しに振り向く姿をとっており、特長的なポーズから「みかえり阿弥陀」の愛称で親しまれている。外陣を右へ回り込むと厨子開口部から尊顔を拝することができる。
寺宝の名高い「山越阿弥陀図」は東京国立博物館に寄託されている。建物は慶長12年(1607年)に大阪から移築された。

 

◎「みかえり阿弥陀」の伝承
本堂で永観律師が一心不乱に念仏行道中に、本尊である阿弥陀仏が動き出し、壇を下りて一緒に行道を始めた。驚いた永観律師は立ち止まり唖然とそれを見ていた。それを見とがめた阿弥陀様は後ろを振り返り「永観、遅し!」と叱ったのだという。

 

■古方丈(書院)
大玄関から入ると、抜け雀の欄干と狩野元信や原在明(はらざいめい)の襖絵がある。

 

■瑞紫殿
火除けの阿弥陀如来を安置している。応仁の乱のときに他の佛像は焼けてしまったが、この像だけは奇跡的に残ったため、「火除けの阿弥陀」として尊ばれた。

 

■釈迦堂(方丈)
本格的な書院造りで室町時代に建立されたといわれる。釈迦三尊を祀り、長谷川等伯(はせがわとうはく)とその一門による作品と伝わる「竹虎図」「楓雉子図」など、桃山時代の障壁画が美しい。

 

■臥龍廊(がりゅうろう)
山の斜面に沿って諸堂をつなぐ階段になった長い廊下。ここから眺める紅葉の枝葉も美しい。
臥龍廊とは屋根の反りが龍の背中に似ていることから名付けられた。この臥龍廊の下に「三鈷(さんこ)の松」呼ばれる大きな松の木がある。葉先が3つに分かれており、この松の葉を持っていると、「智慧」「慈悲」「まごころ」の3つの福を授かるといわれる。

 

■多宝堂
大玄関から外へ出て、急な石段を上った山腹に立つ多宝堂。永観堂の堂宇(どうう)と京都の街並みを一望でき、素晴らしい景観に出会える。すぐ近くには大きな桜があり、春には多宝塔と桜が並ぶ姿も美しい景色だ。


永観堂の拝観時間・拝観料・住所・交通アクセス

■寺宝展………2011年11月5日(土)〜12月4日(日)
          拝観時間 午前9時〜午後4時(受付終了)※午後5時に閉門

 

■ライトアップ…2011年11月5日(土)〜11月30日(水)
          拝観時間 午後5時30分〜午後8時30分(受付終了)※午後9時に閉門

 

秋の寺宝展を除く期間(年中無休)
■拝観時間………午前9時〜午後5時(受付は午後4時で終了)
■拝観料…………一般600円、小・中・高生400円
■住所……………京都市左京区永観堂町48 電話:075-761-0007
■交通アクセス… JR京都駅から市バス5系統で32分、「南禅寺・永観堂道」下車、徒歩3分。

 

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